未来王語集


1に自分2に自分、3,4が無くて5に半身(=葉)
咲良が小説中でハオに何か台詞を言わせる場合、こんなような事を考えています。これぞ未来王道!
キャラ像が崩れても構わないという勇気のある方のみ、更に恐ろしい偏見による人物集もどうぞ。

※五十音順

【いいね】
 抑揚を付けて「いいね?」でも可。
 命令文等に後置して表面上やんわりと、しかし強制的に相手から反駁の自由を奪う。

【今晩は(こんばんは)
 ハオが最も無難だと思っているらしい夜の挨拶語。
 大して仲良くもない初対面の相手をいきなり下の名前で呼び捨てにする彼の性格から考えると少し改まり過ぎて違和感があるが、
 本人が素でコレが自然体だと思っているのか、或いは故意に距離を置いているのかは不明。
 *下線部参照項目→【やあ】

【その必要は無いよ(そのひつようはないよ)
 相手の意見を真正面から否定して一刀両断。
 飽くまでも我を通す未来王は伊達にアメリカ生活やってません。

【それとも】
 自分の見解・推測が複数あったり、或いは相手の意思等に選択肢があると見せ掛けて、
 実は後半部分が最たる本心である事を示す接続詞。
 この言葉が出たら、前に出た意見は本人はあまり気に掛けていないので構わなくて良い。
 但しこの言葉以降に吐かれる言葉に要注意。
 相手の肝を冷やすような核心に迫ったり、言い終わらない内に攻撃を繰り出す恐れあり。

【それにしても】【それよりも】
 話題を無理矢理自分の興味ある方向に持って行く為の接続詞。
 大抵この後には葉に関する内容が続く。

【小っちぇえな(ちっちぇえな)
 葉達との初接触時に発した第一声にして口癖。
 特に現代において弟にかまける自分が如何に小さいかを完全に棚に上げている。

【〜てやる】
 動詞の連用形に接続され、己の行為は下々の者への下賜である事を示す接尾辞。
 “未来王”を自称する頃から口癖になったと思われる。
 こんな横柄な精神で「滅ぼしてやるよ」と言われた日には「余計なお世話だ」と返してやりたい。

【ふーん】
 「ふうん」・「ふぅん」の形も確認されている危険信号第一段階。
 何か良からぬ事を企んでます。要注意。

【へえ】
 「ヘエ」の形も取る危険信号第二段階。
 次の瞬間勝負(?)に出ます。ふんばりダッシュで逃げろ!←不可

【僕(ぼく)
 “しもべ”という読み方がある事からも、一般的に丁寧で表向きの好感度が高いとされる男性の一人称。
 またの名を、唯我独尊的思考や残酷性を包み隠すオブラートとも言う。
 ハオの場合「僕は」・「僕の」などとやたら「僕」を連発する(と咲良は思う)のは我が強い事の表れ。
 ただ、平安時代に果たして“僕”なる一人称が存在していたかは疑わしい。

【滅ぼしてやるよ(ほろぼしてやるよ)
 “骨まで愛す”という言い回しがあるが、その反対が正にコレ。
 即ちハオの場合、好きなモノはとことんまで溺愛して手に入れようとする一方で、
 気に入らないモノは骨も魂さえも残さない程に滅する方針を採っているらしい。
 前者に入るのは非常に難しいので、周囲の者や物はせめて後者に入らないよう心掛けねばならない。

【まあいいや】
 少しくらい不都合な事があっても未来王は凹みません。
 諦めたと見せ掛けて力で解決しようという魂胆あり。

【やあ】
 単独は勿論「今晩は」などとの併用も出来、どの時間帯でも使える大変便利な挨拶語。
 昼は専ら標的のストーキング観察、夜は襲撃実技に精を出す彼が、
 己の存在が相手にバレた時またはバラしたい時に取り敢えず掛ける一声。
 何の変哲も無い言葉であるが、彼が発する場合に限って何故か不自然で白々しく感じられる。

【葉(よう)
 恐らく最大にして唯一の関心対象の名で、ハオの言うところの“大事な半身”。
 血肉を分けた双子の弟でありながら彼の思考フィルターではほぼ所有物扱いになる。
 頭に入りきらない分が口から漏れ出すが、それでも頻度は文頭・文中・文末共にかなり高い。




アイコン素材配布元:後藤様@放棄星
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